ラトリエ モトゾー『モンテビアンコ』
2016年8月13日、
池尻大橋にオープンしたラトリエ モトゾー。
惜しまれつつ閉店した表参道のソルレヴァンテ。
そこでシェフを務めていた藤田統三シェフのお店です。
日本におけるイタリア菓子の大家と言っても過言ではない藤田シェフ、
しかして、イタリアというと日本人に人気の国でありながらも
イタリア菓子はまだあまり馴染みがないものです。
故にショーケースに並ぶケーキや焼き菓子もその名前だけでは何とも想像しがたいもの。
ただ、ソルレヴァンテ時代に人気を博したケーキがこの
『モンテビアンコ』
藤田シェフのスペシャリテの一つです。
簡単に言ってしまえばイタリア風モンブラン。
ただ、そのルックスは私たちがモンブランと聞いて想像するものとはまるで違っています。
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たっぷりのシャンティイの下にマロンペースト、
その中にココア風味のメレンゲという構成。
よくよく考えてみると、こちらの方が余程山の形に近いように思えます。
山に降り積もった雪のそれを表しているかのようです。
所謂洋栗のしっかりとした甘さ、その上のシャンティイは甘さという部分ではそれほどではないまでも
乳脂肪が多めにも思える重たさのあるもので、
全体的なフォルムはそれほど大きくはないのですが、
味わいとしては存在感もボリュームもなかなかのものです。
現在店舗は壁面に作られたカウンターのサロンスペースが稼働していますが、
じきにバールスペースもオープンするとのことで
これからの動向に是非注目していきたいお店です。
（ソルレヴァンテ時代の記事はコチラです→http://www.sweets-sonobe.com/sweets/11519/）
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スイーツそのべ
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